データ定義
画面に出ている数値とラベルが何を意味しているかを定義しています。特に3種類の日時は混同しやすいため、必ず区別してご覧ください。
日時の定義
すべての日時はUTCで保存し、画面ではJSTへ変換して表示します。
event_date- 定義
- 出来事が発生・実施・公表対象となった日
- 表示
- 日付のみ(時刻なし)
- ルール
- 一次情報で特定。曖昧な場合は月単位または「日付不明」
source_published_at- 定義
- 各情報ソースが公開された日時
- 表示
- ソース欄でJST表示+原文TZ併記
- ルール
- 原文のタイムゾーンを保持しUTCで保存
first_reported_at- 定義
- 当該イベントで最も早く確認できた報道日時
- 表示
- 詳細ページの内部情報
- ルール
- 複数ソースの最小値を自動計算
collected_at- 定義
- AI失業.comが情報を収集した日時
- 表示
- 原則非表示
- ルール
- 監査・運用用途
published_at- 定義
- AI失業.comでイベントを公開した日時
- 表示
- JST表示
- ルール
- トップページのタイムライン時刻はこの値
誤読を防ぐ表示ルール
タイムラインの時刻は「サイトへの掲載時刻」です。そのため必ず次の形式で表示します。
19:45公開 / ノースクラウド、約9,000人の削減を発表
禁止:「19:45 ノースクラウドが9,000人削減」のように、その時刻に解雇が行われたと読める表記。
イベント種別
- 解雇・人員削減
layoff人員削減、レイオフ、希望退職の募集など雇用が減少する事象。
- 採用停止
hiring_freeze新規採用の一時停止・凍結。
- 採用抑制
hiring_reduction採用計画の縮小、採用枠の削減。
- 業務自動化
automationAI・ソフトウェアによる業務プロセスの自動化。
- ロボット・AI導入
robot_deploymentフィジカルAI・産業/サービスロボットの現場導入。
- 雇用増加・新規採用
job_creationAI関連職種の新設や増員など雇用が増加する事象。
- 配置転換・職務再設計
redeployment解雇を伴わない社内異動、職務内容の再設計。
- リスキリング施策
reskilling企業・政府による学び直し支援、社内研修の拡充。
- 集計・統計
statistics公的機関や民間の調査会社が公表する、複数の企業・産業をまとめた集計。発表元は各記録の情報源で確認できる。
- 調査・研究
research研究機関・シンクタンク・企業による調査や予測。
- 投資・提携発表
statement経営層の発言、投資計画、提携発表など雇用に影響しうる表明。
- その他
other上記に当てはまらない雇用関連の事象。
AIとの関係
AIを唯一の原因と断定しないため、5段階で分類します。分類ラベルだけでなく、判断根拠を必ず各イベントに記載しています。
- AI関係:明示
explicit企業・政府・一次情報がAI/自動化/ロボットとの関係を明示している。
- AI関係:強い関連
supported複数の信頼できる情報源がAIとの関係を説明しており、企業施策とも整合する。
- AI関係:関連可能性
indirectAI投資や自動化と同時期だが、因果関係は確認できていない。
- AI関係:確認できず
noneAIとの直接的な関係は確認できていない。主要集計から除外する。
- AI関係:情報不足
unknown判断に足る情報がまだ集まっていない。
AI失業カウンターの集計対象は「明示」「強い関連」のみです。「関連可能性」「確認できず」「情報不足」は集計に含めません。
信頼度
- 信頼度A
A企業IR・公式発表・政府統計などの一次情報を確認済み。
- 信頼度B
B信頼できる報道機関による複数報道を確認済み。
- 信頼度C
C信頼できる報道機関の単独報道のみ。
- 信頼度D
DSNS・掲示板・匿名投稿のみ。内容の裏付けが取れていない。
- 未確認
unverified編集レビュー前。事実確認が完了していない。
信頼度 D・未確認のイベントは、一覧カードと詳細ページの両方で赤い警告を表示します。
影響人数
発表主体が公表した数値のみを記録します。推計を行う場合はその旨を明示します。
確定値
confirmed推計値
estimated計画値
planned不明
unknown
「配置転換」「ロボット導入」の人数は削減人数ではありません。数値の意味は各イベントの補足欄に記載しています。
職業リスクスコア
0〜100の編集部による暫定スコアです。 「その職種が消滅する確率」ではなく、「その職種の業務のうち、AIに置き換わりやすい部分がどれくらいあるか」を示します。
算定に使っている観点
- ・定型業務の比率(手順が固定されている業務がどれだけあるか)
- ・当データベース内で、その職種を対象とするイベントの件数と種類
- ・対人・現場依存度の低さ(遠隔で完結する度合い)
- ・判断の裁量(例外処理・責任判断が人に残る度合い)
スコアは統計モデルによる推定値ではありません。将来を予測・断定するものでもありません。 個別の雇用判断には使用しないでください。
AI失業カウンター
当年に掲載したイベントのうち、次の条件を満たすものの影響人数を累計した参考値です。
合計に入れるもの
- ・企業が発表した人員削減であること(イベント種別が「解雇・人員削減」)
- ・AIとの関係が「明示」または「強い関連」であること
- ・影響人数が公表されていること(非公表は加算しない)
- ・出来事が起きた日が当年であること
合計に入れないもの
- ・外部機関がまとめた集計(再就職支援会社が公表する月次の人員削減数など)。当サイトが個別に記録している企業の削減を含むため、足すと同じ人を二度数えることになります。参考値として別に並べています。
- ・採用の停止・抑制。募集しなかった枠であって、職を失った人ではありません。別に数えています。
- ・雇用が増えた記録、リスキリングの実施
- ・配置転換(社内に残るため)
- ・AIとの関係が「関連可能性」「確認できず」「言及なし」のもの
- ・調査研究や発言の記録
日付の使い分け
- ・出来事の日付:企業が発表した日。年次・月次の集計はこれを基準にします。
- ・掲載日:当サイトが記録を公開した日。集計には使いません。過去の出来事を後からまとめて登録すると、その全部が登録した月に積み上がってしまうためです。
- ・最初の報道日:情報源のうち最も早いものの公開日。記録のページに表示します。
0 の意味
月別の推移で、記録が1件も無い月は「記録なし」と表示します。「その月は削減が確認できなかった」ことと「まだ調べていない」ことは意味が違うため、0人とは書き分けています。
この数値は実際の失業者数ではありません。 企業が発表した計画値・推計値を含み、計画が実行されたかは個別に追えていません。 記録できていない削減もあるため、世の中の全体像でも「下限」でもなく、確認できた分の合計です。 同一人物が複数の記録で重複する可能性も完全には排除できていません。
この節は 2026-09-05 に書き直しました。変更の経緯は訂正履歴に記載しています。