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ビジネス/マーケター・広告運用

マーケターはAIでなくなるのか

広告運用・Webマーケティングを含みます。広告運用、コンテンツ制作、効果測定。制作と運用の実務が自動化される一方、何を測り何に投資するかの設計は人の領域に残る。

AI影響の暫定スコア

56/ 100

やや大きい

生き残るためにやることを見る
マーケター・広告運用(イメージ写真)

リスクスコアは参考指標です。編集部が公開情報をもとに手動で設定した暫定値であり、特定の個人の雇用や将来を断定・予測するものではありません。 算定の考え方はデータ定義に記載しています。

この職種で起きていること(5件)

この職種の記録をすべて見る
  • 解雇・人員削減AI関係:明示信頼度A

    monday.com、従業員の約20%を削減 SEC提出書類に「AIワークプラットフォームへの集中」と明記

    業務管理ソフトの monday.com が、従業員の約20%を削減する再編計画を米SECへ届け出た。組織構造を「AIワークプラットフォーム」への戦略的集中に合わせるためと明記しており、報道では約3,000人のうち約630人が対象とされる。同時に「重点分野では2026年を通じて採用を続ける」とも書いている。

    発表元
    monday.com Ltd.
    イスラエル
    業界
    IT・ソフトウェア
    出来事の日付
    2026年7月22日
    影響人数
    630人計画値

  • 解雇・人員削減AI関係:強い関連信頼度B

    Coinbase、従業員の14%(約700人)を削減 CEOは「下降市場」とAIの両方を理由に挙げる

    暗号資産取引所の Coinbase が、従業員の約14%にあたる約700人を削減した。ブライアン・アームストロングCEOは「いま下降市場にあり、コスト構造を今すぐ調整する必要がある」と述べたうえで、AIを仕事のあらゆる面で活用する必要があるとし、エンジニア・デザイナー・プロダクトマネージャーの職務を統合した「ワンパーソンチーム」を試すとしている。

    発表元
    Coinbase Global, Inc.
    アメリカ
    業界
    金融・保険
    出来事の日付
    2026年5月5日

  • リスキリング施策AI関係:明示信頼度B

    サイバーエージェント、既存業務の約6割削減を目標に 6,200人が生成AIのリスキリングを受講

    サイバーエージェントが社内に設けたAIオペレーション室で、既存業務の約60%を削減する目標を掲げた。あわせて全社員向けの生成AIリスキリングを実施し、約6,200人が受講している。広告運用の完全自律化も目指す。

    発表元
    サイバーエージェント
    日本
    業界
    メディア・広告
    出来事の日付
    2026年1月

  • 解雇・人員削減AI関係:強い関連信頼度A

    Amazon、コーポレート部門で約1万4,000人を削減 AIによる変化の速さを背景に挙げる

    Amazonが2025年10月、コーポレート部門で約1万4,000人の削減を発表した。人事担当上級副社長のBeth Galetti氏名義の公式発表では、AIをインターネット以来最も変革的な技術と位置づけ、企業がこれまでよりはるかに速く動けるようになっていることを、階層を減らす組織再編の背景として挙げている。

    発表元
    Amazon
    アメリカ
    業界
    小売・EC
    出来事の日付
    2025年10月28日
    影響人数
    14,000人計画値

  • 解雇・人員削減AI関係:明示信頼度B

    Fiverr、従業員の30%(約250人)を削減 CEOは以前から社員にAI習得を促していた

    フリーランス仲介の Fiverr が、従業員の30%にあたる約250人を削減した。ミハ・カウフマンCEOは「AIファーストの企業になる」とし、「一人ひとりの生産性が大幅に高く、管理階層がはるかに少ない、より小さなチーム」を目指すと説明した。同CEOは以前、社員に対しAIを習得しなければ生き残れないと警告していた。

    発表元
    Fiverr International Ltd.
    イスラエル
    業界
    IT・ソフトウェア
    出来事の日付
    2025年9月16日
    影響人数
    250人計画値

代替されやすい業務

  • バナー・広告文の量産
  • 運用レポートの作成
  • 入札調整・配信最適化
  • SNS投稿の下書き

代替されにくい業務

  • ブランドの方向性決定
  • 事業KPIとマーケ施策の接続
  • 危機対応・炎上時の判断
  • 顧客インタビューと定性調査

生き残るためにやること

最初に取り組むこと

置き換わりやすい業務を1つ選び、いまの手順を書き出す

バナー・広告文の量産、運用レポートの作成、入札調整・配信最適化のうち、自分がいちばん時間を使っているものを1つ選びます。手順を書き出して、判断が入らない部分に印を付けると、AIや道具に任せられる候補が見えてきます。

比重を移す先

ブランドの方向性決定、事業KPIとマーケ施策の接続、危機対応・炎上時の判断、顧客インタビューと定性調査は置き換わりにくい業務です。担当を増やせる機会がないか確かめてください。足すスキルとして、生成AIを組み込んだ制作フロー設計、データ分析・因果推論の基礎、CRM/MAツールの設計運用、ブランド戦略・事業計画を挙げています。

講座を受けるなら、教育訓練給付制度(厚生労働省)(外部サイト)で受講費用の一部が支給される場合があります(要件あり・確認日 2026-08-15)。 どの行動も、仕事を失わないことを約束するものではありません。

この仕事はどう変わってきたか編集部の見立て

この節は出典つきの記録ではありません。 公開情報と当データベースの記録をふまえて編集部が書いた読み物で、とくに「この先」は 起きていないことについての見立てです。出典のある数字はこの職種で起きていること見えない失業にあります。

  1. これまでAIが実用段階に入る前

    広告の企画、入稿、運用改善。媒体ごとの癖を知っていること、数字を見て打ち手を変えられることが強みだった。

  2. いま足元で起きていること

    入札調整とクリエイティブの生成が自動化され、運用作業そのものの工数が落ちている。何を訴求するか、どの市場を取りに行くかの判断は人の側に残っている。

  3. この先起きていないことについての見立て

    運用代行のうち作業に近い部分は縮むだろう。事業の側に立って意思決定できる人、生成物の当たり外れを判定できる人へ需要が寄るとみられる。

スコアの根拠

広告クリエイティブ生成と入札最適化の自動化が進み、実行工数は減少。一方で戦略設計とブランド判断は残るため中程度とした。

内訳(合計56点)

  • 定型業務の比率22

    バナー量産・レポート作成の自動化が進む。

  • 置き換え事例の多さ16

    広告代理店の体制再編事例。

  • 対人・現場依存度の低さ14

    リモート実行が容易。

  • 判断の自動化しやすさ4

    配信最適化は自動化できるが、予算配分とブランド判断は人が担う。

マーケターとAIについて、よくある質問

マーケターの仕事はAIでなくなりますか?
なくなるとは考えていません。編集部のAI影響スコアは56/100(やや大きい)で、これは職種の消滅確率ではなく「業務の一部がAIに置き換わりやすいか」を表します。バナー・広告文の量産のような部分は置き換わりやすい一方、ブランドの方向性決定は残ります。
マーケターのどの業務がAIに置き換わりやすいですか?
バナー・広告文の量産、運用レポートの作成、入札調整・配信最適化、SNS投稿の下書きです。いずれも入力と出力が決まっていて、成果物の良し悪しを機械が判定しやすい業務です。
マーケターがAIに残されにくいのはどの部分ですか?
ブランドの方向性決定、事業KPIとマーケ施策の接続、危機対応・炎上時の判断、顧客インタビューと定性調査です。相手や現場の状況によって正解が変わり、責任の所在が人に残る業務ほど置き換えが進みにくくなります。
マーケターはいま何を学べばいいですか?
生成AIを組み込んだ制作フロー設計、データ分析・因果推論の基礎、CRM/MAツールの設計運用、ブランド戦略・事業計画を挙げています。求人動向としては、「作業量で価値を出す」運用者は厳しく、事業側と会話できるマーケターの需要は堅調。

答えはこのページに載せている編集部の評価と求人動向をまとめ直したものです。 スコアの決め方はデータの定義に書いています。