オラクル、2026会計年度に従業員が約2万1,000人減 年次報告書でAI導入を理由に挙げる
オラクルの2026会計年度(2026年5月31日締め)の年次報告書で、1年間に従業員が約2万1,000人(約13%)減ったことが示され、理由のひとつとしてAI技術の導入が明記された。
- 発表元
- Oracle Corporation
- 国
- アメリカ
- 業界
- IT・ソフトウェア
- 出来事の日付
- 2026年5月31日
- 影響人数
- 21,000人(確定値)
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雇用増加・対策
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新規採用・リスキリング
その他
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オラクルの2026会計年度(2026年5月31日締め)の年次報告書で、1年間に従業員が約2万1,000人(約13%)減ったことが示され、理由のひとつとしてAI技術の導入が明記された。
米国企業が2026年5月に発表した人員削減は9万7,006人で、5月としては2020年以来の高水準。理由別ではAIが3社連続で1位となり、3万8,579人と単月の記録を更新した。
国内の人事担当者295人への調査で、キャリア採用の業務に生成AIを利用している企業が28.7%に達した一方、今後も人が担うべき業務として「面接・面談」を挙げた回答が75.3%と最も多かった。
帝国データバンクが国内1万312社から回答を得た調査で、生成AIを活用していると答えた企業は34.5%だった。人材面の懸念として「若手が育たなくなった」との回答も現れている。
カナダ統計局が2026年6月17日に公表した調査で、カナダの労働者の22%が過去12か月に職場で生成AIを使ったと回答した。利用率は調査期間中に2024年9月の17%から2025年7月の30%へほぼ倍増している。業種差が大きく、専門・科学・技術サービスは52%、小売は9%、宿泊・飲食は5%だった。
カナダ統計局が2026年1月に公表した分析で、2022年11月から2025年12月にかけて、AIに影響を受けやすいとされる職種でも雇用は減らず、むしろ増えていたことが示された。ただし学歴による差が大きく、高学歴層が10〜20%の伸びを示した一方、高卒以下では影響度にかかわらず雇用の伸びがほとんど見られなかった。
ウォルマートの経営陣が2025年11月、EC出荷量の50%超が自動化された拠点を経由していること、米国店舗の60%超が自動化された物流センターから商品を受け取っていることを明らかにした。同社は今後3年間、世界の従業員数を約210万人で横ばいに保つ見込みとしている。人員削減の発表ではないが、自動化で減る職と生まれる職が入れ替わる構造を示している。
英国のメディア業界紙 Press Gazette の集計によると、2025年に英国と米国で少なくとも3,434人のジャーナリズム関連の人員削減が記録された。ただしこの数値は削減理由をAIに限定したものではない。同誌は2026年の一部の削減でAIが正当化として挙げられていると記しているが、3,434人という数値がAIに帰属するわけではない。
IMFが2024年1月14日に公表した分析「Gen-AI: Artificial Intelligence and the Future of Work」で、世界の全雇用の約40%が何らかの形でAIの影響を受けるとの推計が示された。先進国ではこの割合が約60%に上がる。影響を受ける職のうち約半分は生産性向上の恩恵を受けうる一方、残り半分は人が担ってきた業務がAIに置き換わり、労働需要の低下につながりうるとしている。
総務省が2025年7月に公表した「令和7年版 情報通信白書」で、個人の生成AI利用率が日本26.7%にとどまり、米国68.8%、中国81.2%、ドイツ59.2%と大きな差があることが示された。企業側でも生成AIの活用方針を定めているのは49.7%で、前年度の42.7%から上昇したものの半数に届いていない。
インドのIT大手Tata Consultancy Services(TCS)が2025年7月、全従業員の約2%にあたる約1万2,200人の削減を発表した。従業員数は61万3,000人超で、対象は主に中間管理職と上級管理職。AIをはじめとする技術の導入と、需要の不透明さが背景として説明されている。
SAPが2024年1月、全従業員の約7%にあたる8,000の職務を対象とする再編プログラムを発表した。費用は約20億ユーロ。AIを軸とした成長分野へ投資を振り向ける全社変革として説明され、対象の多くは社内での再教育と希望退職で対応するとされた。同社は2024年末の従業員数が発表時点と同程度になる見込みとしている。